実話をもとにした映画やドラマは奥が深く考えさせられるものがたくさんあります。
中でも1985年に発生した日本航空の歴史上最も最悪の事故といわれる日本航空123便墜落事故を描いた「沈まぬ太陽」が好きです。
530人という大事故を起こした国民航空の背景を描き 主人公の恩地元さんが国民航空の社員として国航労組の委員長としてひどい労働条件の中、経営陣の汚職や親方日の丸経営など当時の日本の汚い部分がまじまじと見ることができます。
そんな実話をもとにした作品を見ることで歴史をしり自分を成長させることができるかもしれません。
実話をもとにした映画
空飛ぶタイヤ
池井戸潤の作品で、タイヤ脱落事故と大手自動車メーカーのリコール隠しを描いた作品。2002年に発生した三菱自動車製大型トラックの脱輪による死傷事故。事故は整備不良ではなく事故を起こした車両にあったのではないかと巨大企業と戦いを挑む作品です。
大地の子
山崎豊子の小説作品で日本人であるがために中国社会でこれほどとない屈辱をうける主人公。 改めて旧日本軍の蛮行と政治闘争が現在の中国に大きな傷跡を残したことがわかります。
白い巨塔
山崎豊子の作品で、国立大学の教授選挙に絡む利権をめぐる人間模様を描いた医療サスペンス。
二つの祖国
アメリカに生まれアメリカ人として育てられた日系二世。しかし日米開戦は彼らに残酷極まりない問いを突きつけた。アメリカ人として生きていくべきかそれとも日本人として生きるべきなのか家族が戦争によって引き裂かれながらも祖国を探しもとめる悲劇の作品です。
まとめ
どれも有名な作品で、映画やドラマ化され一度は耳にされたことがある作品かもしれません。
あまりに有名すぎて作品の中身までまだ見ていないという方も多いかも 新作映画もいいですが、ここはひとつ立ち止まって歴史を振り返り自分を見つめなおすいい機会になると思うのでぜひ今回ご紹介した作品をみていただけたらと思います。
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