アカデミー賞4部門受賞した話題の「パラサイト」。
脚光をあびるやいなや、インド映画を盗作したのでは?といった盗作疑惑をかけられたのも記憶に新しいと思います。
日本で「パラサイト」を見た人の感想を聞くと、、、
「そこまでの傑作とは思えない」
「見るにたえない映画だ!」
「実に面白い!!」
などの意見があり、実のところ「パラサイト」という映画どんな作品なのかよくわからないと思います。
そこで今回は、アカデミー賞を受賞し盗作疑惑までかけられた話題の「パラサイト」はどんな映画なのかを探っていきたいと思います。
「パラサイト」どんな映画なのか?
ネタバレしないように、どんな映画なのか一言で説明すると。
貧しい家族が、社長一家が住む豪邸に入り込んで何かの事件が起こるブラックコメディです。
予告編を見るとホラーのようなサスペンスのような不気味な作品のように感じますが
結構笑えるところもありながら緊張感を感じる場面もあります。
先の読めない展開に、のめり込んで映画をみてしまい上映が終わったあとは何ともスッキリしない音を引き、この映画について議論したくなるよな作品です。
映画「パラサイト」はアカデミー賞を受賞した
映画「パラサイト」は、世界中で評価され数々の賞を受賞しました。
・アカデミー賞 4部門受賞(作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞)
・ ゴールデングローブ賞 (監督賞、脚本賞、外国語映画賞)
・カンヌ映画祭 パルムドール
・シドニー映画祭 作品賞
・英国アカデミー賞 脚本賞
・AACTA賞 アジア作品賞
などなど。。。
なかでも驚くような歴史的快挙を成し遂げたのがアカデミー賞の受賞で
外国映画が作品賞を受賞するのは市場初の出来事でした。
なぜ、ここまでアカデミー賞が歴史的快挙になるのかというと
他の映画祭の審査は、数人の審査員が選出をおこないますがアカデミー賞は、数千人のハリウッド関係者によって選出されるので、アメリカ以外の国で制作された映画はノミネートはされるが受賞に至ったらないからです。
なぜ、映画「パラサイト」が受賞できたのかは純粋に面白いからが理由ですが
審査員は、字幕をあまり読まなくてもわかりやすく映像で感じさせる語り口調のうまさがあると言われてました。
映画「パラサイト」あらすじ
過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョン… しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族だ。
“半地下”の家は、暮らしにくい。窓を開ければ、路上で散布される消毒剤が入ってくる。電波が悪い。Wi-Fiも弱い。水圧が低いからトイレが家の一番高い位置に鎮座している。家族全員、ただただ“普通の暮らし”がしたい。「僕の代わりに家庭教師をしないか?」受験経験は豊富だが学歴のないギウは、ある時、エリート大学生の友人から留学中の代打を頼まれる。“受験のプロ”のギウが向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった——。
パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき…“半地下住宅”で暮らすキム一家と、“ 高台の豪邸”で暮らすパク一家。この相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく——。出典:パラサイト公式
監督: ポン・ジュノ出典:ウィキペディア 主な作品 「殺人の追憶」、「グエムル-漢江の怪物-」、「母なる証明」、 「スノーピアサー」、「パラサイト 半地下の家族」
ソン・ガンホ出典:ウィキペディア 主な作品 「シュリ」「JSA」「復讐者に憐れみを」「殺人の追憶」 「グエムル-漢江の怪物-」など
イ・ソンギュン出典:ウィキペディア 主な作品 「最後まで行く」 「パラサイト 半地下の家族」
チョ・ヨジョン出典:ウィキペディア 主な作品 「春香秘伝 The Servant」「後宮の秘密」「ワーキング・ガール」 「パラサイト 半地下の家族」
チェ・ウシク出典:ウィキペディア 主な作品 「巨人」 「新感染 ファイナル・エクスプレス」 「パラサイト 半地下の家族」
まとめ
アカデミー賞やカンヌで受賞し世界的に評価を受けている映画「パラサイト」ですが日本での評価は賛否両論です。
なにも知らないでこの映画を見るよりは、今回お伝えした内容を踏まえて見るのとではおそらく感じ方が変わってくると思います。
ここまで読んでくださった方はきっと映画「パラサイト」を充分に楽しんでもらえると思いますよ。
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