テレビで放送されている洋画の声とDVDでの吹き替えの声が違うのはなぜなのか?疑問も思った人も多いと思います
日曜洋画劇場やゴールデン洋画劇場、金曜ロードショーを見て運命の作品に出合った人も多いはず!
はじめて、洋画作品をテレビで見てもう一度見ようとDVDを借りて見てみると、あれ?。
吹き替えの声がテレビと別人になっていて、もともと知ってる作品のイメージと違って驚いた人いるのではないでしょうか?
そこで今回は、テレビとDVDの洋画吹き替えの声が違うなぞを解決していこうと思います。
テレビとDVDの洋画吹き替えの声はなぜ違う?
お茶の間で家族そろって晩御飯を食べながら気軽に洋画が楽しめるテレビの洋画劇場はネットやDVD、ブルーレイが普及する前は見るのが本当に楽しみで番組が始まる前に雑用は全て終わらせて10分前にはテレビの前にスタンバっていたのを思い出します。
今と違って作品を選ぶことはできませんでしたが、初めて見る作品や人気の作品を幅広くみることができて自分の好きな作品を見つけることができましたし、番組は日本語吹き替えで見ていたのでストーリーも入り込みやすく作品を堪能することもできました。
大人になって思い出の作品をもう一度みようとDVDを借りて楽しみにしていると何故だか日本語吹き替えの声が違ってガッカリ。。。
なぜテレビとDVDでは、日本語吹き替えの声がちがうのでしょう?
テレビとDVDの洋画作品の日本語吹き替えのなぞ
テレビで洋画作品を放送する場合、放映権というものを買って放送しています。
他社から借りたニュースやスポーツ、映像などを放送する場合に必要な権利が必要でテレビ局が買った映像には、日本語吹き替え音声が含まれていないことが多いので独自でテレビ局が音声を入れて放送することになります。
なので、わざわざテレビ放送するために新しく翻訳して日本語吹き替えしていたわけです。
映画館でも日本語吹き替え版が上映されていますが、これは日本語吹き替え音声を買うことになりますがテレビ局は映像だけを買って独自に声優を集めて吹き替えを録音することで、日本語吹き替えを入れた作品にテレビ局が著作権が持てることになるので、
もし違うテレビ局がこの映画を放送する場合は、その日本語吹き替えを買うのは抵抗があるので、新たにテレビ局は声優を集めて独自に作ることになります。
日本語吹き替えの声がテレビとDVDが違うだけではなくて、テレビ局が違ってもまた声が違うんですね。
テレビ局が違っても同じ声優さんで録音をやり直せば問題はないようですがオリジナリティを出すために、そこはやはり変えて放送することが多いようです。
テレビ 洋画の日本語吹き替えが人気
最近では、BS・CS放送などで映画チャンネルが放送されるようになってテレビ版の日本語吹き替えで放送されることが少なくなっているようですが、吹き替えのニーズは高まっています。
人気の動画配信サービスでは、日本語吹き替え版は字幕よりも圧倒的に人気で、スマートフォンやタブレットでながら作業ができることもメリットにあるようです。
そのため、あの時の声優さんの日本語吹き替え版で見たい!とか、今トレンドの俳優さんの声がいい!といった需要もあるようで
このようなDVD、ブルーレイを見つけました。
大人になった今、洋画は“字幕派”という人も、日本語吹き替えを楽しむのもいいかもしれませんね。
違和感のある吹き替えの声優の有名人
テレビで放送された洋画の日本語吹き替えをしていた、意外な有名人をご紹介していこうと思います。初見でテレビから入った人でもこれは違和感しか感じない作品を今回ご紹介していこうと思います。
バック・トゥ・ザ・フューチャー
世界を代表する映画監督スティーブン・スピルバーグの代表作、僕も大好きな映画作品の一つ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。
ドクとマーティのコンビがタイムマシンのデロリアンに乗って未来や過去に行って事件を解決していく映画です。
この作品を見てドクのような科学者に憧れた人も多いと思います。
1990年にフジテレビゴールデン洋画劇場で放送された日本語吹き替えは、マーティが織田裕二さん、ドクが三宅裕司さんという不思議なコンビ。あまりにもお二人の声をテレビのバラエティやドラマで耳にしていたこともあってバックトゥザふゅーちゃーの声で登場したときは違和感しかかんじませんでした
タイタニック
歴史的に残るラブロマンス映画のタイタニックです。
監督は、ジェームズキャメロン監督1997年の作品で、1912年に実際におきたタイタニック号沈没事故をもとにレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが貧しい青年と上流階級の美女との悲劇の恋愛物語を描いた作品です。
2001年にテレビ放送され妻夫木聡さんと竹内結子さんが吹き替えを担当しました。視聴率は35%近い数字をたたき出したのですがこれは単に映画作品の影響があったという理由にほかなりません。
当時、視聴者さんからの評判がかなり悪かったそうです。私も、当時見ていたのですが声と映像がマッチしていなくて声の演技力にも違和感を感じました。
まとめ
私たちの知らない放送業界の事情で、テレビ放送されている洋画の日本語吹き替えとDVDやブルーレイに収録されている声優は別の人がやっているという大人に事情があることがわかりました。
最近は、テレビで洋画をみれることも減っていますが自分のお気に入りの映画作品はテレビではどんな人が日本語吹き替えをやっていたのかなど調べてみるのも面白いかもしれませんね。
テレビ放送で使われる声優さんは新人俳優さんや女優さんなど話題性で選ばれこともあるのでプロの声優さんと比べると作品のリアリティが落ちる場合もあるのでそこは暖かく見守ってあげてくださいね。
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