世界中を感動させた映画「ボヘミアン・ラプソディ」
映画の視聴者は、感動した、涙した、クイーンを知らない世代からも高い評価をされていました。
「なにがそんなに感動するの?」
「ただのサクセスストーリーでしょ?」
「人気バンドの自伝映画?」
そう感じてまだ見てない人もいるかもしれませんが
安心してください!
期待は確実に裏切られます。
聞きなじみのあるクイーンの曲とストーリーのバランスで
作品に入り込み最後まで全く飽きがきませんし、映画を見終わったあとにはきっと涙を流しながら、クイーンのアルバムが欲しくなりますよ。
そんな映画「ボヘミアン・ラプソディ」のあらすじや主人公フレディ・マーキュリーの栄光と影を探ってみたいと思います。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」あらすじ
出典:東洋経済
伝説のバンド「クイーン」は、世界中にファンも多く評論家の意見では「史実と違う!」と言った不評もあったようですが映画の短い時間でこれほどまでまとめ上げられていて私は素晴らしいと感じました。
今は亡きメインボーカリストのフレディ・マーキュリーの早すぎる死や時代を超えてセクシャリティの違いで凄絶な孤独を経験するといったところに映画「ボヘミアン・ラプソディ」の感動の理由があります。
ただの人気バンドのサクセスストリーではないヒューマンドラマとして見ていただけたらと思います。
あらすじ
1970年にフレディは、あるバンドのボーカルが脱退したと知り自らを売り込みバンド加入。バンド名は「クイーン」に決まり、シングル「キラー・クイーン」が大ヒット。
個性的なメンバーの革新的な挑戦によって、その後もヒット曲が次々に生み出され、フレディは“史上最高のエンターテイナー”とまで称されるようになる。
しかし、栄光の影で次第にフレディはメンバーと対立し孤独を深めていくのだった…。STAFF&CASTスタッフ&キャスト
フレディ・マーキュリー:ラミ・マレック / メアリー・オースティン:ルーシー・ボーイントン / ブライアン・メイ:グウィリム・リー / ロジャー・テイラー:ベン・ハーディ / ジョン・ディーコン:ジョセフ・マッゼロ / ジョン・リード:エイダン・ギレン / ジム・ビーチ:トム・ホランダー / レイ・フォスター:マイク・マイヤーズ監督:ブライアン・シンガー / 製作:グレアム・キング, p.g.a./ジム・ビーチ / 脚本:アンソニー・マクカーテン
引用:映画「ボヘミアン・ラプソディ」公式
映画「ボヘミアン・ラプソディ」が観れる動画配信サービス
映画館で見ることができなかった方や、興味はあるがまだ見ていないという人に、
今回この機会に是非見てみてくださいね。
視聴する際は、ハンカチのご用意を!感動するので!
フレディ・マーキュリーの栄光の影
出典:RollingStone
映画「ボヘミアン・ラプソディ」の主人公であり、クイーンのメインボーカリストであるフレディ・マーキュリーは1991年にケンジントンの自宅で死去しました。
死因は、エイズによる免疫不全に伴う気管支肺炎でした。これは、映画のネタバレとかではなく事実の話です。
伝説的ロックバンドのボーカルでありながら、凄絶な孤独を経験したフレディ・マーキュリーの興味深い最来をもう少し探ってみようと思います。
フレディ・マーキュリーの病気
フレディ・マーキュリーは1991年11月24日にエイズによる合併症が死因が原因と報じられました。
現在では、早期発見で治療を行うことで完治まではいきませんが
発症を遅らせ平均寿命も通常の人とほぼ変わらないレベルまで伸びている病気ですがフレディ・マーキュリーが感染した当時は、エイズという病気は「不治の病」と言われていました。
病気の否定
フレディはエイズ感染の事実を死ぬ直前まで否定していました。
マスコミは1986年にエイズ検査をしたことを報じましたが否定し続けます。
1990年ごろには体は痩せこけて、ツアーを欠席するようになったので世間は騒ぎましたが
それでもフレディは断固として否定してました。
御覧のとおり、やせて別人のような印象ですね。。。
フレディ・マーキュリーの最後の決断
フレディは、病気の進行を何とか食い止めようと薬や、放射線治療を行っていました。
しかし、病魔はフレディの足に脅威をふるいます。
エイズという病気は、体の免疫力が劇的に低下するのでちょっとした細菌でも対抗できず重病化してしまいます。フレディは、足にその症状が現れそのままにしておくとさらに悪化していくため「足を切断」という選択をします。
死期が近づくにつれ体力はどんどん奪われ歩くことはもちろん、
立つことすらできないほど体は弱っていきました。
やがて、フレディ死を覚悟します。
頑張って行っていた治療や薬の服用やめたのです。
フレディ・マーキュリーの最後の決断です。
フレディマーキュリーの慈善活動
フレディの死後クイーンの残りのメンバーでエイズ撲滅の活動のためフレディ・マーキュリー追悼コンサートを行いエイズと戦うチャリティ団体「マーキュリーフェニックストラスト」を立ち上げました。
これは現在でも活発に活動されています。
まとめ
映画「ボヘミアン・ラプソディ」は自伝映画やサクセスストーリーの次元を超えた次の世代に語り継がれるべき作品だと思います。
ただ単に面白い面白くないという見方ではなく、現代人として見なくてはいけない作品だと思います。
だからこそ世界中で高い評価をされ、人の心をつかみ感動させる作品なのだと私は思います。
まだ見ていない人は是非この機会に視聴してみてはいかがでしょうか?
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