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映画「AKIRA」が2020年の予言

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1982年から「週刊ヤングマガジン」にて連載をスタートし1988年に映画化された「AKIRA」に描かれている内容が2020年の現代を予言していると話題になっていますね。

1982年に週刊ヤングマガジンで連載をスタートしているということは、40年近く前に作られた作品がどうして2020年の社会を描くことができたのでしょうか?

 

「作者の大友克洋先生は、現代の予言者?霊能力者?」

「たまたま予想があたったの?」

 

こういった未来を描いた作品は、多数ありますが

時代が作品の年を追い越すと全然違う世界だったということはよくありますが

 

AKIRAの作品は、40年後の未来を予言しているのはまさにトリ肌ものです。

 

そこで今回は、大人気アニメ AKIRA の予言について探っていきたいと思います。

 

 

映画「AKIRA」の予言

1988年に映画「AKIRA」が公開され今でもDVDや漫画、グッズなどコレクターがいるほどの超人気アニメです。

 

どれぐらいAKIRAという作品がすごいのかというと、

 

・スティーブン・スピルバーグ監督

「わたしが作りたかったのは、こういう作品だったんだ!!」

 

・ジェームズ・キャメロン監督

「アキラ」「攻穀機動隊」のアニメに感銘を受け、日本のアニメスタッフを引き抜いて帰った

 

・ドラゴンボール 作者鳥山明

「絵や乗り物に影響を受けている」

 

・レオナルド・ディカプリオ

「僕は、日本のアニメ「アキラ」や「ニンジャ・スクロール」の大ファンなんだ!」

 

 

「AKIRA」が日本のアニメを世界に認知させた最初の作品でもあるんですね。

そんな、「AKIRA」の作品が予言とは?

 

映画「AKIRA」が予言とはどういうこと?

 

「AKIRA」の作品の舞台は2019年の東京です。

ちょうど時代が作品に追いつきました。

 

「TOKYO2020」開催の予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で2021年に延期になりましたね。

 

そして、「AKIRA」の作品の中では

 

 

2020年開催する予定だった東京オリンピックを予言しています。

 

「東京オリンピック開催迄あと147日 国民の力で成功させよう」

という看板に「中止だ中止」という落書きが書かれて、

現代では東京オリンピック開催迄まであと147日は2月28日にあたりますが、この日はWHOが新型コロナウイルスの地域別危険性評価を、「高い」から「非常に高い」に引き上げた日でした。

さらに、週末にはダイヤモンドプリンセス号で新型コロナウイルスの集団感染が報じられました。

それもあってか、作品中の看板下に書かれた「中止だ中止」をSNS上で新型コロナウィルスを予言していたという話もありました。

 

新型コロナウィルス予言ネタは、もう一つあり漫画に描かれたシーンで

作品中に新聞記事が描かれたコマの一文に

「WHO伝染病対策を非難」という見出しがあり、

 

これが新型コロナウイルスを指しているー!とかなり強引ですが

ネットニュースにもなったほど話題になったことからも「AKIRA」がどれだけ世間に愛されているのかがわかりますね。

 

映画「AKIRA」はなぜ予言できた?

 

「AKIRA」の作者大友克洋さんはなぜ40年近い先の未来を予言できたのでしょう?

 

近藤正高は、偶然にも2020年の東京オリンピック実現を「予言」したことについて

「同作の連載が開始された1982年が第二次世界大戦終結から37年後だったので、その時間をそのまま作中の第3次世界大戦後にあてはめたのだろう」→wiki

と述べています。

 

「AKIRA」の予言の正体は、日本の歴史にあるという見方があります。

 

第二次世界大戦から16年後日本は高度経済成長期でオリンピック開催直前まで反対の声が多かったため作品中には「中止だ中止」ということが書かれていたり

当時エイズの流行で日本はパニック状態でした。いろんなエイズのデマが流れ不安でノイローゼになったり自殺をする人まで現れたそうです。

そのことを作品中に新聞記事として「WHO伝染病対策を非難」というコマを描いたりしているのですね。

 

それを、現代人が上手く解釈して現代の東京オリンピックや新型コロナウイルスに置き換えて予言として話題にしているようです。

 

 

映画「AKIRA」が観れる動画配信サービス

動画配信サービスで、映画「AKIRA」を視聴することができます。

・Hulu

・U-NEXT

・アマゾンプライムビデオ

・TSUTAYA

映画「AKIRA」が4Kになって蘇る

 

「AKIRA」が舞台となった年に4Kになって蘇りました!

撮影フィルムを現像したマスターネガから、複製されたマスターポジフィルムを4Kに変換させ

4K ULTRA HD Blu-ray&Blu-rayになって発売されます。

 

その発売に先駆け「AKIRA 4Kリマスター」がiMAXで上映。

 

タカシが能力を使ってビルを破壊するシーンや粉々に崩れ落ちるビルのシーンなど細かい部分まで鮮やかになり音楽も山城祥二監督指揮のもと、5.1chをリミックスした音源に192khzのハイパーソニックエフェクトを活用してよりダイナミックな音源を楽しむことができます。

「AKIRA 4Kリマスター」の音に迫ったドキュメント映像、「AKIRA SOUND MAKING 2019」や1988年にLDで発売された劇場『AKIRA』の音楽制作を解説する「AKIRA SOUND CLIP BY 芸能山城組」のほか、「エンドクレジット」(1988年公開版)など、貴重な映像特典も収録!

引用:AKIRA 4Kリマスター公式

 

まとめ

「AKIRA」が舞台となった年に東京オリンピックや新型コロナウイルスといった前代未聞の出来事もあり、予言の作品となっている「AKIRA」ですが4Kリマスターとなって蘇り、さらに「AKIRA」の人気が高まりそうですね。

まだ作品をご覧になっていないかたは日本が生み出した世界が認める作品を是非この機会に視聴してみてはいかがでしょうか。

 

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